ゲーム「限界都市」

 非常勤講師として、カードゲーム「限界都市」を、岐阜大学工学部3年生を対象とした授業(テーマ:住民関与)にて22名に体験してもらいました(2018年12月)。課題解決として「政策」を行うためには、「財源」を確保していく必要があり、そうこうしているうちに「社会問題」が押し寄せてくる。思い描いた通りに事は進まず、何を目指しているかさえ見失いがちな現実を、ゲームで楽しみながら気付くという、政策と住民のズレを埋めるツールの体験です。

 「待機児童がぁ~」「宝くじって政策なの?」という学生の声に、社会的課題や政策と参加者をつなぐ可能性が感じられました。新聞やネットニュースの見出しで、目がとまる記事が増えるとか、他人事ではないと気付いて関心を持つとか、成果の把握を進めます。

 このゲームは、知る人ぞ知る「ドミニオン」や「モノポリー」といった、既存の傑作ゲームをベースに構築しているので、単純に楽しいことは小中学生の試行でも確認済みです。インターン担当事業として度重なる試行を経て、ゲームバランスも調整し、チュートリアル的なWEBゲームも準備しています。